倉庫業のシフト管理の課題とは?レイバーコントロールについても解説

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倉庫業の仕事は、企業によって管理方法が異なることなどから業務の属人化が起こりやすく、シフト調整も難しいという課題があります。そこで、「レイバーコントロール」という人材運用方法が重要です。レイバーコントロールを採用すれば、一人ひとりの仕事量に合わせた適切な人員配置を行えるようになります。この記事では、倉庫業のシフト管理の課題と、適切な人員配置のポイントについてご紹介します。


倉庫業のシフト管理の課題

倉庫管理の各業務は属人化しやすいという特徴があります。そのため、業務の自動化・省力化に加えて、適切な新人教育を行うことが欠かせません。
特に帳簿類への記載方法は企業や倉庫によって異なるため、新しく入社した従業員には一から教育する必要があります。経験の有無にもよりますが、倉庫業の現場において即戦力となる従業員を育成するには、ある程度の時間がかかるでしょう。そのためには、新人教育を考慮したシフトを検討しなければなりません。

このように、シフトを組む際に生産性や物流の予想だけで検討すると、人員確保が難しかったり、従業員の経験によって作業効率が低下したりと、さまざまな課題が浮かび上がってきます。適切な人員配置によって効率的に業務を遂行するためには、従業員の能力を反映したシフト管理を行うことが重要です。


レイバーコントロールとは?

レイバーコントロールは英語では「Labor Control」と言い、直訳すると「労働者の管理」という意味になります。
従業員の労働時間スケジュールの調整を行い、人手が必要なときに必要な分だけ人員を投入することを目的とする人材運用の手法です。効率的に業務を進められるようにすることで、現場の環境を改善していくことも目的の一つとされます。

レイバーコントロールを行うためには、まず業務の種類を細分化し、作業の範囲や量を把握しておく必要があります。そのうえで、明確化されたデータをもとに「時間」「作業種類」「従業員」「作業範囲」を当てはめていきます。


レイバーコントロールのメリット

では、レイバーコントロールのメリットにはどんなものがあるでしょうか。以下では3つのメリットをご紹介します。

①生産性の向上
まず、レイバーコントロールによって業務ごとの現状の生産性を数字として正確に把握できます。

現場で問題なく業務を進められているように感じても、実際は無駄の多い作業を行って生産性が低下しているケースは少なくありません。そのため、現状を意識的に把握することはとても重要です。生産性が低下していることが判明すれば、業務フローを見直し、無駄を省くためにはどうすべきか検討し対策を打つことが可能になります。
このように、現状を把握し業務を振り返ることで、従業員の業務フローが洗練され、生産性の向上が期待できるのです。

②人件費の削減
固定シフトで勤務管理をしている場合、業務に対し必要以上の人員が出勤してしまうことがあります。
この点、レイバーコントロールを行えば必要人員を適切に配置できるため、無駄な人件費を削減することができます。特に人件費の割合が高い企業ほど、多くのコスト削減効果を上げられるでしょう。
企業にとって、利益を増やす方法は売上向上だけではありません。コスト削減の視点から、利益が増加するよう対策を考えることも大切です。

③人時生産性の把握
固定的な人員投入と異なり、レイバーコントロールは変動的に人員を投入します。そのため、人時生産性(1人あたりの生産性)を数値として容易に把握でき、今後のシフト検討にも生かすことが可能です。
また、1人ひとりの実績が把握できるため、適切な評価が行えることもメリットです。これにより、従業員にとっても「もっと頑張ろう」という意欲が湧いて、結果的に生産性の向上にもつながるでしょう。


レイバーコントロール活用時の注意点

人数をカウントする際は仕事の能力の差がいくらあっても1人として数えられるため、配置する人員のスキルレベルによって作業ペースが変動してしまいます。そのため、レイバーコントロールを行う際は、まず配置する人員の能力をきちんと検討することが重要です。

また、急な欠勤や、作業が少ないことで人員が余る場合もあります。このような余剰人員や人員不足が発生した際に業務と人員のバランスを考えてタイムリーに対応できるよう、あらかじめ体制を整えておきましょう。


oplusならレイバーコントロールが簡単にできる!

倉庫業におけるシフト管理は各従業員の能力を反映して行うことが重要ですが、それにはシフト管理システムの導入が役立ちます。

世の中には多くのシフト管理システムがありますが、今回おすすめする「oplus」は、以下のような機能を搭載しています。

・「シフト提出」機能
クラウドサービスを活用し、パソコン、スマートフォン、タブレットなどの端末からいつでも・どこでもシフトの提出と編集ができます。アカウントの情報は常に同期され、最新の状態に保たれます。

・「シフト作成」機能
それぞれのスタッフから提出されたシフトを自動的にシフト管理画面に転記し、紙やExcelへの転記の際に生じやすい転記ミスを防止します。

・「日別シフト」機能
日・週・月別にシフト管理を行います。日別にシフトを作成するときには、ガントチャート式でシフト作成ができ、時間帯別に何名の人員が割り当てられているか表示させることも可能です。そのため、時間帯別に人員過不足の確認ができ、レイバーコントロールの効果を最大限受けられるでしょう。


まとめ

業務の属人化が起こりやすいことなどから、倉庫業のシフト管理は難しいと言われています。しかし、レイバーコントロールを使った適切な人員配置やシフト管理システムの導入などによって、課題点を解決させることも可能です。この機会に、今一度シフト管理について見直してみてはいかがでしょうか。