フェスのバイトって楽しい?きつい?

“フェス

フェスのバイトの実態が知りたい!

フェスのバイトでネット検索しているとさまざまな体験談や求人などが出てくると思います。検索していくなかで「フェスの仕事をやってみたいな」って思っていても「フェスでバイトってきついのかな」「しんどいのかな」って気になる人もいらっしゃるかなと思います。 そこで、今回は実際のフェスの仕事ってどんな感じなのか紹介したいと思います。


この記事の概要

・フェスのバイトってどんな仕事をするの
・それぞれどんな業務内容があるの?
・フェスでバイトをする時の注意点とは
・最後に


フェスのバイトってどんな仕事をするの?

一言にフェスのバイトといってもたくさんの業務があるよ!

フェスのバイトは段階に分けると3つに分かれます。設営と運営と撤収です。設営は、フェスの準備にあたるお仕事で、座席の配置やショップやブースなどの配置、清掃などの業務が入ります。運営はチケットやグッズなどの販売、会場の見回りなどが入ります。撤収はフェスの後片付けにあたるお仕事で、設置した座席やショップ、ブースなどを畳んで片付け、フェスが始まる前の状態まで会場を元通りに戻します。

実際にバイトをしている人が全員ショップに行ったり、全員見回りをするわけではありません。シフトや人数、規模、会場が使用できる期間、個々の能力などに応じて一人一人に与えられる役割が異なります。次にその役割を紹介したいと思います。

“フェス


それぞれどんな業務があるの?

一言で言うと、機密情報を扱わない、ミスをしても運営全体におけるダメージが小さい、専門スキルを必要としない業務はほとんど全て業務対象になります!

2日以上で数万人来場がある大規模なフェスを例にそれぞれどんな役割があるか、 代表的なものを6つご紹介したいと思います。

①座席配置
会場や倉庫に収納されている座席や、外部から借りてきた座席を、規則正しく並べていくお仕事になります。基本的には正社員や運営元の人が取り仕切って、バイトの人がその指示通りに並べていきます。
座席配置はどのスタッフも設営段階にシフトが入っている人は、ほぼ全ての人がする可能性が高い業務です。座席配置は一本の線の上に一列に座席を並べるくらい綺麗に並べつつ、会場時間や開演時間などの時間に間に合わせないといけないため素早く行うことができれば、良いでしょう。人員が足りるときは2人1組になって1人が列を見てもう1人が整えるというのを1列ずつできると望ましいです。人員が足りないときは大雑把に座席を並べて端の列の座席を並べてから真ん中の列の座席を並べる作業を1人で行います。

②ショップやブースの設営
物販をする際に配置する棚や什器の組み立てと設置、テーブル(主に長机)の配置、テントの組み立て、その他レジなど機材の準備、商品の陳列などがあります。
ショップやブースの配置もどのバイトの人でも関わる可能性が高いですが、座席配置と比べると比較的女性が任される可能性が高いです。
ここの設営では、ただ組み立てて終わりではなく実際に販売する時をイメージしながら、実際に販売しやすい設置ができることが望ましいです。座席配置と比べると組み立て方や陳列の仕方など覚えることが多く微修正することも多いことが特徴です。

③清掃
近年は特に感染症対策で人が触れる可能性が高いところはアルコール消毒を徹底する機会が増えてきました。ただ落ちているゴミを撮る、すでに汚れているものを綺麗にするだけではなく清掃にあたる業務量は多くなっています。
特に清掃業務は、設営時や運営時、撤収時のどの段階でもあたる業務になるため、フェスのバイトに関わっているほとんどのスタッフがこの業務には関わる可能性が高いです。綺麗にすることももちろん大事ですが、綺麗さにこだわるが故に素早さに欠けると仕事として評価されないため、100点の綺麗さを目指すのではなく、70点の綺麗さで素早く進めていくことがコツになります。

“フェス

④チケットもぎりやグッズの販売
ひと通り設営が終わったら、お客様対応に入ります。チケットのさまざまな券種を的確に判別して入場整理するのがチケットのもぎりです。グッズのブースで実際にレジ打ちやTシャツなどサイズがある商品の場合の案内などがグッズ販売です。
こちらの業務はブースの設営の延長で女性が割り振られやすい業務でもあります。フェスで楽しんでいるお客様が相手になるため、テンションに水を刺さないような接客をしつつ、どんなお客様が来てもスムーズに案内できる機転の利かせやすさが必要になりますが、最初から機転が効く人は経験者かごく僅かのセンスがある人なので最初はなれなくても次第に身につけて行けたらよいでしょう。

⑤来場者の整理、注意喚起
運営するフェスによってルールが分かれます。ブロックごとでお客様の入る場所が分かれている場合は、正確に案内する必要があります。規制入場や規制退場がある場合は、柵などを使って人の流れをコントロールする必要があります。撮影禁止や肩車禁止などの事項がある場合は、立看板を持って周り該当する行為をしている人を注意して止めさせることもあります。とても悪質な人は正社員の人や別室に強制連行することもあり得ます。
先程のグッズ販売と対照的に、これらの業務は基本的に男性のアルバイトの人が割り振られやすいです。基本的には行き過ぎたことを規制する、止めさせることが業務の主体なので機転が利かない場合やトラブル対処のノウハウを持っていないなど慣れてないときは勇気がいるお仕事になります。

⑥撤収
出した座席や設営したブースなどを全て片付けて元の位置に戻し、清掃して元あった状態に戻します。開催されるフェスの閉演時間や会場を借りている期間などによってフェスの閉演時間直後や夜間、フェスの翌日などで行います。


フェスでバイトをする時の注意点とは

“フェス

現場は体育会系の気質が強いです

・現場は緊張感があります。
アーティストに近い場所がいいとか、この機材の設営に関わりたいなどの希望は通りません。安全に行いつつ時間通りに進めないといけないため、現場はピリついていることが多いです。なので「大きい声で喋る人無理」とか「対人コミュニケーションしたくない」「フェスが好きだからその雰囲気で仕事したい」という人はあまり向いていないでしょう。
逆に「裏方仕事が好きなんです」「体育会系の部活にいたため指示通りに進めることは得意です」といった人は仕事がこなしやすいと思います。

・モラルや安全を疎かにすると大事故につながります。
アルバイトが業務中にアーティストの姿を眺めているなどの行為が発見されたときは、その重さに応じて処罰が生じます。主には会場からの追放や入場金以上の罰則金の発生、派遣元の会社の処分などがあります。業務にあたる以上は、きちんと全うする覚悟で行いましょう。
また、設営撤収の指示を受ける際に話を聞いていないとかヘラヘラした態度で臨む姿勢があればめっちゃ怒られます。怪我や管理体制の杜撰さによってフェスの運営責任などが問われる事態になるからです。第一に安全に徹するという姿勢が必要です。


最後に

フェスのバイトって楽しい?きつい?の答えとしては 「しっかりルールと責任が理解できれば楽しい仕事になりうる」という回答になります。

現場によって好きなタイプの人と働ける苦手なタイプと働かないといけないとか、治安がいいフェスと治安が悪いフェスなど、相性などもあります。

また、設営運営撤収の一連の流れやトラブルの対処、力仕事、クレーム対応など、最初は「嫌だなぁ」と思っても、続けていれば世の中が俯瞰して見てるようになり信頼される人間になれます。

基本的にはフェスのアルバイトは派遣元に所属してシフトが合えば入るとおう形なので応募しなければ仕事はありません。なので、まだ迷っているようでしたら1回まずはやってみるのもいいでしょう!

シフト管理をクラウド化で「紙使用」から「神仕様」へ

oplus

シンプルで直感的操作が可能な無料のシフト管理サービス「oplus」。おもわず「なぜ無料?」と検索されるほど無料プランが充実。

有料プランでは自動シフト作成、労務管理、勤怠管理など用途に応じていつでも適切なプランに切り替えも可能。

無料で始められる「oplus」、是非お試しください。