フードコーディネーターの資格を紹介!勉強方法も解説

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フードコーディネーターは、私たちの生活に欠かせない「食」を扱う職業です。フードコーディネーターには3段階の資格が設けられており、上位の資格を持っていればフードコーディネーターとして幅広い仕事に携わることができるでしょう。この記事では、フードコーディネーターの資格や勉強法について解説します。


フードコーディネーターの活躍の場

フードコーディネーターは食に関するさまざまな工程に携わりますが、大きく分けると「開発」「演出」「運営」の3分野が守備範囲です。それぞれの活躍の場について、以下で詳しく見ていきましょう。

食の開発
新しいレシピの開発やメニューの選定など、顧客の依頼に合わせてさまざまな開発業務を行います。食品メーカーがアピールしたい食品や地域の特産物など特定の食材を使ったり、栄養バランスと美味しさを両立できるメニューを考えたりします。

食の演出
料理や食品がより美しく美味しそうに見えるよう演出します。食品や飲食店などのパブリシティを作ったり、飲食店の空間をコーディネートしたりと、食品を含む景色を美しく彩る仕事です。食品の売り方や陳列方法などの提案も行います。

食の運営
レストランの普及や少子高齢化の進行など、食に関して時代に合わせた新たな業態・運営手法を編み出します。料理教室・食育プログラム・道の駅での農産物直売所など、食料生産・消費の新たな形を作り出す仕事です。


フードコーディネーターの資格

フードコーディネーターの資格を取得するためには、級ごとに試験を受ける必要があります。都度受験料も必要になるため、勉強と同時に金銭的な余裕も持っておきましょう。ここではフードコーディネーターの各級の資格試験について解説します。

フードコーディネーター3級
フードコーディネーター3級は入門レベルにあたる内容で、「文化」「科学」「デザイン・アート」「経済・経営」という食に関わる4分野の知識が問われます。取得に向けて勉強することで、食文化・食材・食の安全・テーブルマナーなど、食に関する基本的かつ網羅的な知識が身に付くでしょう。
応募資格は中学校卒業以上のため、義務教育を修了していれば誰でも受験可能です。試験は毎年11月頃に実施されます。合格率は高く独学でもあまり苦労せず合格が狙えるほか、フードコーディネーター協会の認定校で指定講座を修了すれば無試験で資格を得ることもできます。

フードコーディネーター2級
フードコーディネーター2級はアシスタントレベルの位置付けとされており、「レストランプロデュース」「商品開発」「食の生産・流通・消費」「ホスピタリティ&ライフサポート」「イベント・メディア」などのある程度高度な内容が出題されます。フードビジネスに関わる専門知識や企画力が必要で、3級を所持していないと受験できません。
試験は1次試験と2次試験に分かれています。1次試験では5分野からマークシート方式で、2次試験では3分野から記述方式で出題されます。どちらも夏に実施されており、2次試験を受けるためには1次試験合格後に2級資格認定講座を受講しなくてはなりません。具体的には、3分野から1つ選び企画書作成演習を行います。

フードコーディネーター1級
フードコーディネーター1級の試験では、プロとして活躍できる水準の実力が求められます。他分野のスペシャリストと協調して問題や解決策を見出したり、的確な方向性を示したりしなければなりません。1級の資格を取得できれば、商品企画・立案・コーディネートなどを高いレベルでこなせるでしょう。
1級の試験は2級の試験で合格した分野のみ受験可能です。1次試験は企画書を提出して書類審査を行います。試験前に「試験対策講座」が実施されるため、前もって企画書の基本を習得しましょう。2級で認定された分野から選択して企画書を書きます。2次試験では面接、および1次試験で書いた企画書を使用してプレゼンテーション試験を行います。非常に高いレベルの企画力やプレゼン力が求められるため、可能であれば通信講座などの利用を考えましょう。


資格取得に向けたおすすめ勉強法

資格取得のための勉強法は、大きく分けて3種類挙げられます。フードコーディネーターとして上位の資格を取得していくためには、基礎から応用まで幅広い知識・スキルを身に付けなければなりません。以下を参考にしつつ、自分に適した方法を選びましょう。

協会認定の学校で学ぶ
まず、フードコーディネーター協会から養成施設として認定されている学校で学ぶ方法があります。フードコーディネーターに必要な資質・能力・知識の向上に必要な教科を履修できる学校が養成施設として指定されており、所定科目を履修すれば試験を受けずに3級を取得できます。学校によっては調理師免許などほかの資格も同時に取得できる場合もあるため、自分の将来像に合わせて検討してみましょう。

飲食店で働く
飲食店での勤務経験も、フードコーディネーターになるために役立ちます。特に2級以上の試験では実践的な応用力が求められるため、実際に食の現場で働き試行錯誤すると、試験にも応用できる知識・技術・ノウハウが溜まるでしょう。飲食店以外にも、キッチンスタジオや料理教室での勤務も有効です。

フードコーディネーターのアシスタントになる
フードコーディネーターのアシスタントとして働きながら、経験を積むこともできます。人気のコーディネーターにつければ多くの仕事を目の前で見られるため、良い勉強になると同時に人脈も形成しやすくなります。将来の独立に役立つでしょう。
なお、アシスタントの仕事内容は、基本的に準備・掃除・材料購入などの雑用です。メインの業務を任される機会はほぼありませんが、食材の下準備として包丁の使い方や食材の切り方などを習得できるでしょう。


まとめ

この記事では、フードコーディネーターの仕事内容と資格の種類、勉強方法について解説しました。フードコーディネーターは生活に不可欠な「食」を発展させる仕事であり、人の生活をより楽しく豊かにする職業です。実力をつけて資格を取り、フードコーディネーターとしての優れた技術を現場で発揮していきましょう。